橋下さんファンクラブ

前大阪市長の橋下さんの応援ブログです

しかし、実現させることの難しさを、誰よりも知っている

前回、橋下さんの凄さは、実現させることへのコミットメントの強さだと説明しました。しかし、彼は、その実現させることの大変さを、誰よりも知っています。会社と違って、利害関係や価値観がバラバラな市民、国民をまとめて、物事を決めるということは、本当に難しいことです。特に、現状に漠然と不満や不安を頂くけれど動かない人々と、既得権を守ろうとして活発に動く人々の差異は、民主主義に微妙な傾向を作ります。

 

そういう難しさを誰よりもわかっていて、それでも、自分が思ったことを実現させようとするのが、橋下徹さんです。

 

そんな橋下さんゆえに、自分が思ったことを実現させようなんて全く思っていないにも関わらず、批評するだけの人を、徹底的に嫌います。逆に、自分と意見が違っても、思いがあり、相手なりの論理構成、価値構成をもって説明し、一生懸命実現させようとしていることには、敬意を払います。

 

彼の価値軸は、「必死に考えて、必死に物事を実現させようと努力する人」vs「考えるけれど、実現性を考えず、批評だけする人」で、後者は、百害あって一利なしくらいの考え方です。

 

当然だと思います。批判だけしても、会社の売上利益はあがりません。必死に実現させる努力をしなければ、お客様から評価されません。行政の世界も同じです。必死に実現させる努力をしなければ、社会は進化しません。行政の世界は、結果がわかりにくい世界なので、政治家も、評論家も楽ができます。政治家は、「多様な意見を調整するのは難しい」と言っていれば良いですし、評論家は、単に「もう少し違う視点での検討が必要ですね」と言っていれば良いわけです。

 

そういうインテリごっこはやめよう、というのが橋下さん。真面目に、あるべき社会を描いて、必死に、それを実現させようぜというのが、橋下さん。そんな政治家は、いません。絶対に、芸能界で遊ばせておくわけにはいきません。